2008年 08月 27日(水曜日) 23時 35分

ニコン一眼レフD90発売

ニコンデジタル一眼レフカメラD90
 PCの進化と共に、デジタル一眼レフの進化も目まぐるしくなっているのを実感しています。D40の登場を機にD40x、D300、D60、D700、 D90とこの2年あまりの間に次々と新機種が登場する背景とはなんなのか。今回登場したD90にはHD画質での動画撮影も可能となり、ますますカメラとビデオカメラとの垣根が薄く感じられるようになった気がします。

 カメラの中でも今年初め、特に話題になったカシオの「EXILIM PRO EX-F1」。フルハイビジョン以上の画質で動画撮影、ハイスピード動画撮影機能では、スローモーションの「牛乳の王冠(ミルククラウン)動画」や Youtubeへのアップ用モードを搭載するなど、カメラとは思えない性能が記憶に新しいのですが、この頃から一眼レフカメラと動画との結びつきを感じさせるようになったのではないかと思います。

 カシオの「EXILIM PRO EX-F1」はどちらかと言うと、ビデオカメラぽいイメージだけど、D90は一眼レフカメラとして動画機能を搭載したのは世界初。つまり、魚眼レンズから超望遠レンズまでの豊富なレンズ群を取り替え、表現力に広がりを感じさせられるわけです。ただ、もう少し頑張ってもらいたかった部分としては、AVI形式での動画保存、フレームレート24fps、HD画質で1シーン5分、音声はモノクロ、AFが効かない。と、動画部分にはもう一歩足りない感が残った仕上がり。しかし、カメラとしての性能は抜群なのは確かで、そこはニコンらしいです。動画部分に関して言えば、少なくとも地デジ程度の画質、音質を確保する必要があるでしょう。ひょっとしたら画質は地デジより綺麗なのかもしれないけど、フレームレートや音声では劣っている感じが否めない。少なくとも「運動会の撮影」に向いていなければならないのではないかと思う。更に動画部分を改良した機種が今後出てくるのを期待せざるを得ない所もニコンらしいなぁと苦笑しました。

 「一眼レフカメラに動画撮影機能はいらない派」も多いのは確かで、余計な機能をつけるくらいなら、連射速度を上げたり他の部分に費やして欲しいとの意見も聞くのですが、その「他の部分」ではそれなりに頑張っていると僕は評価しています。動画機能はその上で付け足した売り込み宣伝用の機能としか今回は捉えられないのです。それは動画の性能を見れば明らかではないでしょうか?

 キャノンの「EOS 50D」発売を発表したニュースがまた飛び込んで、今後も激しい争奪戦は続くんだなぁと思っています。そしてニコンの方向性は支持されるのか。僕自身、ニコンのコンセプトは嫌いではなかったりしますけど、D90がオススメ機種と言えないのも確か。しかし、一眼レフで動画撮影と言うものが登場するのも予測していただけに、触ってみたい機種ではあります。

→ 2008年9月19日発売予定 ニコンデジタル一眼レフカメラD90

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