2008年 11月 01日(土曜日) 02時 00分

タンマウォッチ

 昨夜のドラえもんは「タンマウォッチ」でした。のび太がタンマウォッチを無理矢理剥奪して遊びに行ってしまいます。追われている猫を助けたり、ジャイアンとスネ夫をいたずらしたりして、しずかちゃんの家に行った時には無断で上がり込み、階段から落ちそうになっているしずかちゃんを見つけてはあわててタンマウォッチを投げ捨てて壊してしまいます。

 途方に暮れるのび太。誰も助ける事もなく時間だけが過ぎ、ある時ふとタイムマシンを使って過去へ戻る事をひらめきました。

 で、タンマウォッチの壊れる前、のび太が遊びに出掛ける直前へと舞い戻って、めでたしめでたし。と終わるのです。

 完全にタイムパラドックスのループがここで発生しますね・・・

 過去のそのままタンマウォッチを持って遊びに行った時へ戻ったのび太。この先タンマウォッチが壊れるのはわかっているハズ。でも、ドラえもんは泣きすがる未来から来たのび太を横に、先ほど掛けだしていった現在ののび太の後ろ姿に向かってのんきに「このまま、しばらく放っておくか」と最後に一言。で終わります。

 でも、このまま放っておくと、世界が止まったまま永久に動き出す事が無くなってしまいますよね。タイムパラドックスの成立です。

 原作もこのような終わり方だけど、藤子先生はちゃんとこれを分かって書いていて、ここで終わらせるのが良かったと判断したものなんだと思います。理由としてはタイムパラドックスについてちゃんとした構想が頭の中にはあって、恐竜時代には現代へ影響しない程度に恐竜狩りをしているとか、魔法世界を作った時には「タイムパラドックス」と言う言葉も出ていたり、SF(すこしふしぎ)シリーズではタイムトラベラーを主にした漫画などもあるくらいですから。

 大人になってしまって、このようなパラドックスをつい考えてしまいますけど、純粋に楽しむとすれば、ここで終わらせてしまうのが面白いと言うツボみたいなものをわざと作り上げているのが分かります、ドラえもんがとても楽しい作品なんだなぁと、改めて実感出来ます。

 で、先週より作画が綺麗でした。先週は特番だったから投げてたんかな。醜い映像になるくらいなら、隔週放送でも構わないんで、ちゃんとした作品を残して頂きたいものです。

 これも、大人の意見だよね。子供だったらそんなことどうでもいいと思うw

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